パワプロ能力査定研究所 "ぱわらぼ"

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ニック・マルティネス:Nick Martinez (2021) 【パワプロ2026再現選手】

ニック・マルティネス:Nick Martinez (2021)

2021年に福岡ソフトバンクホークスへ移籍したニック・マルティネス投手は、前年までの故障から完全復活を遂げ、リーグ屈指の右腕としてチームを牽引することとなる。

最大の武器は140回2/3を投げて被本塁打わずか6本という驚異的な安定感であり、150キロを超える直球にキレのあるチェンジアップやカットボールを織り交ぜてパ・リーグの強打者を翻弄した。規定投球回には一歩届かなかったものの、この防御率1.60という数字は、同年の最優秀防御率に輝いた山本由伸投手に迫る抜群のクオリティであった。特に5月の交流戦期には無類の強さを発揮し、自身初となる月間MVPを受賞している。打線の援護に恵まれず2桁勝利こそ逃したものの、先発すれば確実に試合を作る姿は、当時の工藤公康監督やファンから絶大な信頼を集め、4位と低迷するチームの絶対的な柱となった。

その実力は国際舞台でも証明され、この夏の東京オリンピックにはアメリカ代表として出場を果たす。2試合に先発して1勝1敗、防御率1.64の好成績を残すと、日本代表との決勝戦でも6回1失点と好投し、チームの銀メダル獲得に大きく貢献した。

ホークスでのこの1年はキャリアの大きな転換点となり、日本での圧倒的な活躍が評価され、翌2022年からはサンディエゴ・パドレスと契約してメジャーリーグへの復帰を勝ち取ることになる。在籍こそわずか1年であったが、ファンの心に強烈な印象を刻み込んだ、記憶にも記録にも残る最高の助っ人右腕であった。


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査定解説

Table1. Dashboard

Season Age W L SV G IP K% BB% LOB% GB% HR/FB ERA FIP xFIP fWAR
2021 30 9 4 0 21 140 2/3 25.0% 7.0% 88.4% 47.9% 3.9% 1.60 2.58 3.04 3.7

150km/hを超えるストレートとキレ味抜群のチェンジアップで緩急を活かすクレバーなピッチャー。牽制やクイックも得意とし、ランナーを出してからも粘りの投球を続ける。

立ち上がりがやや不安定ではあるものの、そこを乗り越えれば6イニング以上安定して投げるスタミナもあり、QS%は95.2%と抜群の安定感を誇った。

Figure.1 2022年のMovement Profile(参考)

Table2. Pitch Type

Pitch Type Pitch % km/h SO BA Whiff%
Four Seamer 40.6% 151.0 54 .248 18.3
Changeup 20.0% 128.8 66 .119 59.3
Cutter 19.1% 143.7 11 .237 20.8
Knuckle Curve 12.4% 132.6 5 .278 26.8
Sinker 7.8% 150.0 2 .233 9.2

ストレートはWhiff%が18.3%と、平均球速ほど空振りを奪えなかったものの、被本塁打を2本に抑えた重い球質。

最大の武器はWhiff%が59.3%のチェンジアップ。ストレートとの球速差があり、参考の2022年の変化量では縦方向への変化が大きい。

カットボールはMLB平均に近い球質で、空振りもとれており第三の球種として機能。

パワーカーブは比較的球速が速く縦に大きく変化する球質だが、変化が大きすぎて制御が難しかったか。

査定詳細

基本能力

球速:156km/h

コントロール:71

 BB%:7.0%

 計算値:70.7

 特能補正:±0

スタミナ:76

 先発平均投球回:6.7

 完投:0

 計算値:76.0

変化球:10

 計算値:10.4

 特能補正:-0.5

 チェンジアップ:6

 カットボール:3

 パワーカーブ:1

適正:先発◎、中継ぎ◯

 先発:21試合(140回2/3)

 救援:0試合、最終救援登板:2020年(3試合)

特殊能力

対ピンチ:C

 得点圏被打率:.191

対左打者:D

 対左打者被打率:.224

打たれ強さ:B

 LOB%:88.4%

ケガしにくさ:E

 規定投球回未到達

ノビ:E

 ストレートのWhiff%:18.3%

クイック:C

 被盗塁企図数:7

 盗塁阻止率:85.7%

回復:C

 先発登板率:14.7%

キレ◯

 チェンジアップのWhiff%:59.3%

重い球

 HR/FB:3.9%

逃げ球

 被本塁打率:0.38

奪三振

 K%:25.0%

牽制◯

 KONAMI公式査定

リリース◯

 Pitcher Arm Angle:51~55°(2022参考)

打球反応◯

 背面キャッチ併殺*1

緩急◯

 KONAMI公式査定

スロースターター

 先発時の1,2回の失点率:3.43

ボール先行

 初球ストライク率:50.8%

調子安定

 月間WHIP標準偏差:19.6%

 QS%:95.2%

野手能力

弾道:1

ミート:9

パワー:10

走力:41

肩力:81

 球速に連動

守備力:40

 DRS:

捕球:42

 エラー:0

 守備率:1.000

送球:F

 NPB通算送球エラー:2

 MLB通算送球エラー:5(2017年まで)

その他

ミート多用

 一軍で長打なし

ボツにした特殊能力

尻上がり

 先発時の7回以降の失点率:2.88

球持ち◯

 Extension:5.9

球速安定

 ストレートの平均球速:151.0km/h

変化球中心

 速球系の投球割合:48.4%

パワナンバー

パワナンバー:10200 90390 79880

備考

*1:SB・マルティネスの背面キャッチ併殺を上回る過去の“衝撃美技” 「野球人生で一度あるかないか」前田幸長氏が言及
https://times.abema.tv/articles/-/8664738?page=1