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ロビー・レイ:Robbie Ray (2021) 【パワプロ2026再現選手】

ロビー・レイ:Robbie Ray (2021)

2021年シーズンの開幕当初、近年の不調からロビー・レイに対する周囲の期待は決して高くなかった。春季キャンプ終盤の負傷で出遅れたレイは、最初の2先発で10イニング9四球と制球に苦しみ不安を抱かせた。しかし失点自体は2点に抑えており、ここから彼は劇的な変貌を遂げる。

突如コントロールを取り戻したレイは、続く6先発でわずか1四球、49奪三振という驚異的なピッチングを披露。メジャー屈指の「四球を出さない投手」へと覚醒した。5月は被本塁打の多さに苦しんだものの、走者のいないソロホームランがほとんどであり、被安打率の低さを維持した。5月末時点では先発ローテーションとしての真価を疑問視されていたが、6月に4勝1敗、防御率2.86、53奪三振と大活躍し、ブルージェイズのエースの座を不動のものとした。

7月に入ると勢いはさらに加速する。11日のレイズ戦で6回までノーヒットに抑える快投を見せると、球宴明けの試合でもレンジャーズを無失点に封じた。これにより防御率は2.93まで下がり、奪三振数はリーグ2位を記録した。

8月にはさらに凄みを増し、20日のタイガース戦で球団2年ぶりとなる8イニングを投げきり、無四球11奪三振を達成。25日には7回14奪三振の圧巻の投球を見せた。この月は防御率1.59と圧倒的だったが、打線の極端な援護不足により勝敗がつかない試合が続いた。しかし、30日のオリオールズ戦で月間初勝利を挙げると同時に、通算1000イニングに到達。この時点で1241奪三振はダルビッシュ有を抜き、1000イニング以上の歴代最高奪三振率11.2を記録してメジャー史に名を刻んだ。この活躍で、8月のア・リーグ月間最優秀投手に選出された。9月5日には球団史上初となる4試合連続10奪三振以上を記録した。

最終的にシーズンを13勝7敗、防御率2.84で終え、投球回、防御率、奪三振の3部門でリーグトップに輝いた。この歴史的な大活躍が評価され、シーズン終了後、レイは2021年のア・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した。


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査定解説

Table1. Dashboard

Season Age W L SV G IP K% BB% LOB% GB% HR/FB ERA FIP xFIP Stuff+ Location+ Pitching+ fWAR
2021 29 13 7 0 32 193 1/3 32.1% 6.7% 90.1% 37.2% 15.9% 2.84 3.69 3.36 105 101 106 3.9

高い奪三振率とランナーを出してからの粘り強いピッチングが持ち味のサウスポー。ほぼストレートとスライダーのみで圧倒し、サイヤング賞を受賞した。球種が少ないため被本塁打は多いが、大半がソロホームランであったため、防御率は2点台を維持した。

Figure.1 2021年のMovement Profile

Table2. Pitch Type

Pitch Type L % Pitch % R % km/h SO BA Whiff%
Four Seamer 59% 59% 59% 152.6 116 .222 24.0
Slider 36% 31% 30% 142.6 122 .173 45.5
Knuckle Curve 4% 6% 7% 132.8 7 .346 52.5
Changeup - 4% 4% 142.0 2 .235 27.8

ストレートは球威抜群かと思いきや、Whiff%は平均的でありStuff+も107。ゾーンの真ん中より上に投げ込むことで三振を奪った。

最多の122三振を奪ったスライダーは、平均球速がストレートより10km/h遅い高速スライダー。Whiff%は45.5%と多くの空振を奪い、決め球として機能した。

またMovement Profileではスライダーのアームサイドよりが全体から分かれているようにみえる。(Figure.1)スライダーの球速は136~147km/hと幅があり、高速スライダーを主体としながら、縦のスライダーを投げ分けていたのかもしれない。

第三の球種としてナックルカーブを全体の6%ほど投げるが、カーブにしては球速が速く回転・変化量ともにほぼスライダー。前述の縦のスライダーより横変化があるため、Dスライダーで再現した。

査定詳細

投手基礎能力

球速:158km/h

スタミナ:87

 先発平均投球回:6.0

 完投:0

 計算値:87.0

コントロール:76

 BB%:6.7%

 計算値:73.9

 特能補正:+2.5

適正:先発◎

 先発:32試合(193回1/3)

 救援:0試合、最終救援登板:2020年(1試合)

特殊能力

対ピンチ:B

 得点圏被打率:.161

対左打者:C

 対左打者被打率:.187

打たれ強さ:A

 LOB%:90.1%

ケガしにくさ:D

 規定投球回到達

ノビ:C

 変化球の表から

クイック:F

 被盗塁企図数:29

 盗塁阻止率:13.8%

 Steal Base Attempt:2.2%

回復:B

 先発登板率:19.8%

キレ◯

 スライダーのWhiff%:45.5%

奪三振

 奪三振率:11.04

リリース◯

 Pitcher Arm Angle:43~48°

クロスファイヤー

 対右打者の内角はRun Valueが4.5~7.7と外角に比べて良好

球速安定

 ストレートの平均球速:152.6km/h

立ち上がり◯

 先発時の1,2回の失点率:1.83

一発

 被本塁打率:1.54

抜け球

 ストレートの被本塁打:22

調子安定

 月間WHIP標準偏差:13.3%

野手能力

弾道:2

ミート:22

パワー:25

走力:35

肩力:83

 球速に連動

守備力:49

 DRS:-2

捕球:49

 エラー:1(捕球:1、送球:0)

 守備率:.950

起用法

速球中心

 速球系の投球割合:59.5%

ボツにした特殊能力

四球

 与四球率:2.42

パワナンバー

パワナンバー:10400 10288 29836